* 神の助け


悪い人なら、利用すればいい。
善い人なら、協力してもらえばいい。
そのどちらでもない人は、靴の中に入り込んだ石ころのよう。

この世界にはなんて多いんだろう。
面倒なことが嫌いで、悪いことをして知らぬふりをする人が。
体裁ばかり整えた、非合理的な偽善が街に蔓延り、
暗いビルの中でとってつけたような笑顔と、おびえた眼差しが震えている。
感謝や、親切が相応しいときにも、
人々は無表情だ。

曲がりくねった道を前に、私は自分らしく生きる勇気を失いそうになる。
誰が本当の正義を行うのか。
陰謀はいつ明らかになるのか。
誰に、傷ついている彼の心に触れ、病んでいる彼女を癒すことができるだろう。

Jesus Christ
この世界には、神の助けが必要だ